ホワイトバランスを調整してとうもろこしを撮る [野菜を撮る]
3623 1/27 F7.1 -1/3 ホワイトバランスオート
今年のとうもろこしシーズンは6月下旬からでした。
群馬の友人がつくったとうもろこしを
取り寄せて食べてみて、写真送ろうと撮ってみたら
なぜか緑っぽく写ります。
このブログでも何回も取り上げている
「露出補正」技術をつかっても、
おいしそうな黄色に写りません。
なぜか、はわかりませんが、対処法は発見できましたので
ここにお知らせしますね。
使ったカメラはいつものコンデジ(コンパクトデジカメ)です。
FUJI FINEPIX F1000EXRです。
東京に住む娘から、とうもろこし届いた、
あるいは知人からトウモロコシ届いた、メールやSNSでも
写真を見ますがやっぱり緑っぽく写っている例が多いです。
ひとつは、室内で撮っていると想像されるため
光源によって、写り方が違う可能性があると思います。
前置きはこのくらいにして、実験結果を以下にしめします。
撮影モードはAの絞り優先モードです。絞りは全然いじらず、F3.5のまま、
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露出補正は適当にプラス側に補正しています。
写真はクリックすると大きくなります。
3423 1/60 F3.5 +1/3 ホワイトバランスオート
3425 1/27 F3.5 +2/3 ホワイトバランス 晴れ
どうでしょう、ホワイトバランスを
少しいじるだけで全然違う結果となります。
この写真は、ゆでたとうもろこしを室内の自然光で撮りました。
つぎの写真は、生のままのとうもろこしを、ホワイトバランスをいじって
撮った結果です。
3939 1/52 F3.5 +1 ホワイトバランスオート
3940 1/52 F3.5 +1 ホワイトバランス カスタム
いかがでしょう、ふたつの写真ともゆでてない生のとうもろこしなのに
ゆでたかと思うほど色の出方が違います。
わが家の台所の蛍光灯の下での実験結果です。
そこで別の日にもいろいろやってみました。
外は曇りで台所の普通の蛍光灯での結果です。
3956 1/60 F3.5 +1/3 ホワイトバランス カスタム
3958 1/60 F3.5 +1/3 ホワイトバランス 日陰
ちょっと角度を変えてみる。
3959 1/30 F3.5 +1/3 ホワイトバランス 日陰
露出補正をもっとプラスに
3960 1/52 F3.5 +1 ホワイトバランス 日陰
ゆでたあとでは、こんな感じになりました。
もうひとつ、さっきまでは、ホワイトバランスばかり
気にしていましたので注意が行き届かなかったのですが
粒の並びの悪いとうもろこしをセンターからはずして
一番左にもっていきました。
3964 1/18 F3.5 +1/3 ホワイトバランス 日陰
「露出補正」のプラスマイナスばかりでなく、
ホワイトバランスが色の出方に大きく影響することが
わかりました。
私のカメラではホワイトバランスは以下のような
設定があります。
オート
カスタム
晴れ
曇り
蛍光灯1
蛍光灯2
蛍光灯3
電球
水中 水中とありますが、このカメラはそのまま水中で使えません。
専用のケースに入れてから水中に漬けてくださいね。
●ホワイトバランスの設定方法
MENUボタンを押す
この画面になったら、ホワイトバランスを選択
MENUボタンの右側をワンプッシュ
あとはMENUボタンの下側をプッシュしながら
希望のホワイトバランスを選択する。
みなさまのカメラではホワイトバランスの選択肢が
どのくらいあるのかわかりませんが
特に室内での動かない商品撮影などでは
光源の種類にもよりますので、色がイマイチ出ない、
という場合は、いろいろやってみてくださいね。
あと、野外では桜の花を撮るときなどは、その日の天気で
ホワイトバランスをいじると、思ったような色が出るかもしれません。
それと、粒の白いとうもろこし、ホワイトピュアというのかな、
生でもゆでたあとでも
写真はこんな仕上がりでこれはこれで、
うまそうに撮るにはまた、研究が必要かもしれませんね。
3727 1/30 F3.5 +1/3 ホワイトバランスオート
ゆでたあとでもこんな色です。
3732 1/18 F3.5 +1・1/3 ホワイトバランスオート
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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2015-08-04 04:54
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